ABOUT About Me Zenyoji

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江戸の研究と供に《大人の絵本》を主に制作しています。一見子供向けのお話のようで、実は大人だからこそ共感し、人生を豊にできるような。そんな物語です。絵本というと《子供向け》というのが一般的ですが、今求められているのは、大人が共感する絵本ではないでしょうか? 自分が読みたいから買い、子供にも読んであげたいと思う。そんな世界を目指しています。
また、日本のコンテンツは世界から注目されています。アニメ世代が大きくなり、日本とフランスくらいでしか、大人の絵本というカテゴリーはないと言われていますが、これからはどんどん増えてくるのではないでしょうか?

子供にこだわらない。日本国内にこだわらない。絵本の中に閉じ込めない。
新しい世界を模索しています。

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《江戸の用語辞典》《江戸の町とくらし図鑑》
廣済堂出版
文・イラスト・装丁=善養寺ススム

江戸の研究をしています。この二冊は時代小説用の辞典と図鑑で。善右衛門という江戸時代の貸本屋が開設するという形態をとっています。そのため、辞典ですが江戸ことば風に書かれ、とても親しみやすいと好評をいただいております。
《江戸の用語辞典》は1色。《江戸の町とくらし図鑑》はカラーです。


僕の研究のメインテーマは「江戸の間思考」です。
江戸時代という260年の平和を維持したのは、この頃に育まれた日本独特の思考があったからではないか? それが「間思考」です。世界を「空間」で捕え「複雑な条件で思考する」。西欧で育まれたのは逆に「点思考」であり、世界を「点」で捕え「よりシンプルな状態で思考する」。
明治になって、西欧の「点思考」を丸写しにしようとしてきた日本ですが、社会にはまだまだ「間思考」が根強く残っています。しかし「間思考」の存在そのものに気がついていないため。私たちは何故そう「感じるのか」がわからないことが多いのです。西欧の考え方で、自分たちを理解しようとするのではなく、自分たちの考え方で日本を見つめることができたら、私たちは日本をより深く理解することができるのではないでしょうか?


本名:善養寺進
生年月日:1965年1月27日

善養寺のコンテンツは、合同会社入谷のわき が管理しています。
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